AlldoNews 09:屋外の広い場所でのIoT利用
「デバイスからクラウドまで」が守備範囲の弊社は、主に現場からデータを吸い上げるという部分に一番重点を置いています。 最近、現場からのデータを用いたドローンとのコラボを考える機会がありました。
例えば、ドローンを移動型センサとして使用して、太陽光パネルの点検などをドローンに任せたら・・・。
まずは飛行ルートや時間などを設定し、自動で点検に行って自動で帰って来てくれるようにしておきます。 そして、日々上がってくるデータを解析した上で、発電量が少ない箇所を見つけられるようにしておきましょう。 その上で写真を撮ってくるようにしておけば、発電量が少ないのは、「汚れで掃除が必要」なのか、 「傷などで修理が必要」なのか、はたまた「雑草の刈り取りが必要」なのか、 などが現場に行かなくても、ドローンを操縦できなくても誰にでもわかるようになります。 対応担当の部署に連絡までしてくれたら最高ですね。 バッテリーが切れそうになったら自動で充電器のところまで帰って来てもらって、 強風や大雨の日には飛ばないよう設定しましょう。
現地へ割く人件費を、修理や部品交換の時などの最小限に抑えられることを思うとかなりコスパが良いのではないでしょうか。
広い場所での在庫管理でも役立ちそうです。
例えば建築用の鉄鋼や木材などの大型資材、また、人が現場を直接回ると危険を伴うものの在庫管理において。 こちらもルートと時間の設定をプログラミングしておきます。 トラックや作業車が通るであろう場所でも夜中や人のいない時間にドローンが活躍してくれれば、 作業効率が上がるだけでなく、事故などのリスクや照明や空調のためのエネルギー削減にもなります。 在庫数に応じてそのまま発注担当者に連絡する、もしくは、発注手配の準備までしてもらってはどうでしょう。
ドローン1つ加わるだけでIoTシステムができる範囲が大きく広がることを感じますね。
小規模だからこそ色んな企業さんとのコラボや試作などがしやすいのがアルドネットの特徴です。 IoTのお悩みも大歓迎ですが、IoTとドローン、IoTとAI、などを組み合わせた実験などのお問い合わせも、お気軽にご連絡ください。
来年も役に立つシステムをたくさん開発したいと思います。
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